コラーゲンマトリックス開発ストーリー

コラーゲンマトリックスの誕生、それは今から約40年前にさかのぼります。
当社の創業者は、当時、年齢を重ねていく母親の健康のために何ができるだろうか、と考えていました。
色々と調べた結果、「軟骨を摂ると良い」という結論に達したことが、コラーゲンマトリックス開発の第一歩となりました。

ただ、当時は今のようにサプリメントがポピュラーな時代ではありません。
そのため、軟骨を自分で粉末状にすり潰して飲みやすくし、母親に毎日の摂取をすすめることにしました。
その中で、軟骨を食べ続けることが健康維持につながっていると自信を深めた社長は、軟骨を母親だけでなく他の人たちの健康にもぜひ生かしたいと考え、研究を始めました。

「どうして軟骨を食べることが健康維持にいいのだろうか?」と研究を進める中で、軟骨にはコンドロイチンが含まれることが分かり、何とかコンドロイチンの含有を高めた軟骨粉末が手に入らないものかと、世界中から捜し求めました。
そして、1995年に、米国でコンドロイチン濃度を高めた軟骨粉末が見つかり、本格的に研究や試作を開始しました。

研究を進めていく中で、軟骨中にはコンドロイチンだけでなく、特有のコラーゲンⅡ型が入っていることがわかりました。
また、試作したサプリメントを飲まれた方々から好評を得たことから、これは皆様の健康維持に役立つものであると確信し、製品化の自信を得るとともに、世の中に貢献できるものであるならば製品化しなければならないという思いを強めました。

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1995年からおよそ3年間試作を重ねる中で、軟骨抽出物だけでなく、グルコサミンやコラーゲンⅠ型・Ⅲ型、ビタミンCをあわせて配合した方が好評をいただいたことから、現在のコラーゲンマトリックスの原型である、関連する栄養素を合わせて配合した「マトリックス」配合にたどり着きました。
飲みやすさを考えて、粉末から錠剤にしたり、保存性を考えてガラス瓶に詰めたり、試行錯誤の中で現在の「コラーゲンマトリックス」が1998年に完成したのです。

「コエンザイムQ10」サプリ開発の思い出

1996年に、ロサンジェルス郊外の健康食品店で見慣れぬ商品を見つけ、どういう成分か調べてみたら、結構いい成分らしいことが分かりました。
翌97年、錠剤サンプルを買い毎日30mg摂取してみましたが、体感はたいしたことはなく、しばらく記憶から消えていました。

1998年の夏、また米国の大手健康食品チェーン店で、売れ筋商品は何かと質問したら「カーキューテン」(CoQ10)との答えが返ってきました。

それで再度書物を調べ、コエンザイムQ10の世界的権威であられる神戸学院大学の紀氏教授(薬学博士)のお話をうかがい、コエンザイムQ10は錠剤ではなく、油にとけば吸収が上がることもご教授いただき、日量100mg以下なら毒性もなからんと教えていただき、これは日本人の健康維持のために大いに資するところがあると確信が持てました。
そして、なんとコエンザイムQ10原末がすべて日本製であることも分かりました。

ハートマトリックスQ10コエンザイムQ10サプリを日本で売り出すために準備を始め、「日経ヘルス」社の河田記者からも貴重な情報をいただき、さらに研究を続けていたところ、2001年春に食薬区分の変更で、コエンザイムQ10が健康食品として売ってよいことになり、酵母からの抽出コエンザイムQ10生産でコエンザイムQ10原末業界最大シェアを持つカネカ社の協力も得、東京都当局のご指導も得て、当社はコエンザイムQ10サプリ発売のジャンプ・スタートを切ることができました。

Q10

しかし最初は聞き慣れない名前を覚えてもらえず、サンプルを渡し、コエンザイムQ10の機序を、ミトコンドリアの絵も使って、嫌がられながら何度も何度も説明してまわる日が続きました。
さらに薬事法の関係で、コエンザイムQ10の効果効能はうたうことができず苦労しましたが、必ず皆様に喜んでいただける日が来るとの信念を持ち、社会の役に立つサプリであると固く信じ、普及活動を3年間続けました。

その結果、やがてファン層ができ、マスコミ、テレビにも取り上げられ、2004年秋には、遂に大ブームに至ったのでした。

しかし、コエンザイムQ10は決して万能サプリではなく、あまり消費者に期待を持たせるのは誤りで(特に美容面など)、効果があれば儲けものくらいのつもりで食べていただくのがいいと思います。
そして、もしもいい結果が出れば、望外の幸せと喜んでいただくのがいいと思います。