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02
11月

米国健康食品事情

2005/04/26  深山光男

img02米国健康食品事情視察のため、3月16日~20日、2005年Natural Products Expo Westを訪問してきました。
現地の関係者の話を聞いたり、健康食品店や量販店8箇所を見学し、売れ筋商品などをチェック、現地の業界誌・好評単行本もチェックしてきました。

 

 

米国で現在流行っているものとして、以下がありました。

(1) evidence(効果の証拠)のある、抗酸化物質

1.コエンザイムQ10
2.L-カルニチン
3.ブドウ種子エキス
4.ピクノジェール
5.茶カテキン
6.α-リポ酸
7.ブルーベリー
8.ビタミンC

 

(2) 昨年秋に米政府が「効能をうたって良い」として発表した下記の品目

1.オメガ3油(EPA・DHAを豊富に含む魚油、循環器、抗鬱)
2.葉酸(特に妊娠適齢期の女性、胎児、神経系血管予防)
3.グルコサミン
4.カルシウム
5.Saw Palmetto(のこぎりパルメット)

 

(3)一般

1.ビタミンB群(エネルギー代謝)
2.大豆蛋白(イソフラボン)
3.ノニ
4.月見草(女性)、ミルクシスル(肝臓)、ヴァレリアン(抗マイグレン=偏頭痛)

 

(4)エキスポでのセミナー受講

1.皮膚科のぺリコーニ医師は「皮膚の老化諸悪の根源は「活性酸素」による「炎症」と説き、その防止のために、正しい食事、正しいサプリ(コエンザイムQ10、α-リポ酸、ビタミンCなどの抗酸化物質)と正しい機能性食品を摂取を説いておられました。
演題:「Beauty and Health come from the inside」(美と健康は体の中から)
著書:「Wrinkle Cure」

2.循環器系に強いシナトラ医師は、健康な循環器を維持する為には、コエンザイムQ10、L-カルニチンなどのサプリ摂取がいいと説いておられました(近著:「Sinatra Solution」

 

米国健康食品業界の抱える課題
(1)DSHEA(dietary Supplement and Health Education Act)
1994年に健康食品も効果効能をうたって良いことになり、その結果1998年に健康食品の売り上げが薬品の売り上げを超えたと言われているが、ここへ来てFDA(米国厚生労働省)が、その規制強化の意味を込めた改正を施行、業界団体は結束してその動きに抵抗しています。
(2)ハーブ
昨年のエフェドラ(麻黄)で死者を出した事件の後遺症のみならず、相当効くハーブもあるとは言え、医学的にevidenceが不足していることと、有効成分の少ない粗悪品も市場に出て、全般に冴えないようでした。
今後も海外にも目を配りながらお客様にお喜び頂ける商品開発をすすめて参ります。