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10月

「コエンザイムQ10」サプリ開発の思い出

2005/04/25  深山光男

1996年に、ロサンジェルス郊外の健康食品店で見慣れぬ商品を見つけ、どういう成分か調べてみたら、結構いい成分らしいことが分かりました。翌97年、錠剤サンプルを買い毎日30mg摂取してみたが、体感はたいしたことはなく、しばらく記憶から消えていました。

1998年の夏、また米国の大手健康食品チェーン店で、売れ筋商品は何かと質問したら「カーキューテン」(CoQ10)との答えが返ってきました。

それで再度書物を調べ、コエンザイムQ10の世界的権威であられる神戸学院大学の紀氏教授(薬学博士)のお話をうかがい、コエンザイムQ10は錠剤ではなく、油にとけば吸収が上がることもご教授いただき、日量100mg以下なら毒性もなからんと教えていただき、これは日本人の健康維持のために大いに資するところがあると確信が持てた。そして、なんとコエンザイムQ10原末がすべて日本製であることも分かりました。

ハートマトリックスQ10コエンザイムQ10サプリを日本で売り出す為 に準備を始め、「日経ヘルQ10ス」社の河田記者 からも貴重な情報をいただき、さらに研究を 続けていたところ、2001年春に食薬区分の 変更で、コエンザイムQ10が健康食品として 売ってよいことになり、酵母からの抽出コエ ンザイムQ10生産でコエンザイムQ10原末 業界最大シェアを持つカネカ社の協力も得、 東京都当局のご指導も得て、当社はコエンザイムQ10サプリ発売のジャンプ・スタートを切る事が出来ました。

しかし最初は聞き慣れない名前を覚えてもらえず、サンプルを渡し、コエンザイムQ10の機序を、ミトコンドリアの絵も使って、嫌がられながら何度も何度も説明して廻る日が続きました。さらに薬事法の関係で、コエンザイムQ10の効果効能はうたうことが出来ず苦労しましたが、必ず皆様に喜んでいただける日が来るとの信念を持ち、社会の役に立つサプリであると固く信じ、普及活動を3年間続けました。

その結果、やがてファン層が出来、マスコミ、テレビにも取り上げられ、2004年秋には、遂に大ブームに至ったのでした。

しかし、コエンザイムQ10は決して万能サプリではなく、あまり消費者に期待を持たせるのは誤りで(特に美容面など)、効果があれば儲けものくらいの積りで食べていただくのがいいと思います。そして、もしもいい結果が出れば、望外の幸せと喜んでいただくのがいいと思います。